調査事例｜天津・逃げた韓国人・捜索と金額問題

今回ご紹介するトラブルの舞台は天津からです。依頼者は天この街で事業を行う個人事業主。「共同経営していた韓国人が売上金を持ち逃げしたので捜索を頼みたい」とのことでした。中国は他民族国家であり、大都市天津でも多くの韓国人が生活しています。

その為、今回のような依頼も珍しくありません。しかし、国外に逃亡されると厄介です。急いで調査に取り掛かりました。

まず、この韓国人の周辺人物を手当たり次第調査しました。さらに、SNS関連の人物、以前の職場など、様々な交友関係を当たりましたが、手掛かりはみられませんでした。そこで、天津から既に離れている可能性も考慮し、上海、北京、深圳、広州など、各都市の調査会社にも応援を煽りました。

すると数日後、北京に該当すら人物とみられる男がいるとの情報が入りました。

送られてきたビデオを依頼者さまと確認し、本人であることが明確になりました。そして後日、依頼者さま自ら北京に向かい、ターゲットの男とようやく対面することが出来ました。

この韓国人男性は、もともとビジネスで失敗してしまっており、共同経営の話しを持ち掛け、お金を最初から持ち逃げしようと考えていたとのことです。額も相当であった為、現在は刑事裁判も視野に入れ、現地の弁護士と話しを進めています。

今回のような、中国在住の外国人とトラブルになった際は、ご相談下さい。